赤穂発電所において、2021年5月27日(木)の早朝に発生した系統異常に起因すると予想されるパワコンエラー(G04 UVR、G05 Island-P、C10 Extcome)により自動復旧出来ない状態となっておりました全4台を含めて、赤穂発電所に設置されている全8台に関してメーカー技術者によるオンサイトの基盤交換を実施致しました。

メーカー様の見解によれば、落雷などの過電圧や断線、部品故障、誤配線など多岐にわたる要因で発生する事象となっており、現地にて関係する基板の交換により復旧可能とのことで、早急な交換作業をメーカー側に依頼しておりました。

問題発生(2021年5月27日)からメーカー技術者のオンサイト基盤交換を実施(2021年6月25日)し復旧するまでの約1か月に亘り、4/8台のパワコンが停止していたことから、対象期間における売電収入の約半分が逸失収入となる結果となっております。

弊社の通期の業績に与える影響は軽微であるものの、年間を通じて発電量が高まる時期に発生した逸失収入であることから、今後も予防的なO&Mを強化し発電量最大化に向けた取り組みを進めることで、円滑な発電所運営を目指して参ります。